| 書名 | 龍馬がゆく |
| ジャンル | 時代物／幕末 |
| 出版社 | 文春文庫 |
| 著者 | 司馬遼太郎 |
| コメント | 司馬遼太郎といえばコレです。幕末の痛快児、坂本龍馬の一生を壮大に描いたスケールの大きな作品です。文章自体も難しいと感じることなく読めるはずです。龍馬はひさたろの人生の師であります。 |
| 書名 | 燃えよ剣 |
| ジャンル | 時代物／幕末 |
| 出版社 | 新潮文庫 |
| 著者 | 司馬遼太郎 |
| コメント | 司馬遼太郎でもう一つオススメするのがコレ。龍馬とは同じ時代の人物でありながら、倒れゆく幕府の側についた新撰組副局長土方歳三を描いた作品。歳三の男っぷりには惚れてしまいそう。まじかっこいいです。 |
| 書名 | 項羽と劉邦 |
| ジャンル | 中国／戦国 |
| 出版社 | 新潮文庫 |
| 著者 | 司馬遼太郎 |
| コメント | 司馬遼太郎ばかりですが、これも読みやすいです。紀元前３世紀末、秦の始皇帝が誕生し、戦国期に終止符をうった。しかし彼の死後再び戦乱に。高校時代教科書に出てくる漢文と同じ描写があちこちで出てきて「あ、知ってる」と思うところもあるでしょう。例えば有名な「四面楚歌」なんかも出てきます。漢文が得意だった人も苦手だった人も親しむことができる作品です。 |
| 書名 | 大地の子 |
| ジャンル | 戦後／ |
| 出版社 | 文春文庫 |
| 著者 | 山崎豊子 |
| コメント | 戦後、中国で戦争孤児として育った陸一心。しかし、日本人であるがゆえに文化大革命で吊るし上げられる。なにかにつけて日本人であることが差別の対象となるが、温かく愛してくれる人もいる。戦争が生み出した戦争孤児の複雑な心情も描く。戦争さえ起こらなければ。そんなことも感じられる作品。 |
| 書名 | 沈まぬ太陽 |
| ジャンル | 現代/会社物/ |
| 出版社 | 新潮文庫 |
| 著者 | 山崎豊子 |
| コメント | 「大地の子」などで有名な山崎豊子の大長編の小説。ひさたろがここ数年でもっとも感動した作品です。ひとりの男が会社の不条理と戦って生きていく、男気あふれる作品です。実際にあった話を小説風に再構築した物語で、３篇に分かれています。３巻目では１〜２巻では全く考えられなかった展開になりドキドキですヨ！！ひさたろは寝る間を惜しんで読みました。 |
| 書名 | ノルウェイの森 |
| ジャンル | 現代／ |
| 出版社 | 講談社文庫 |
| 著者 | 村上春樹 |
| コメント | 「ノルウェイの森」はビートルズの曲のこと。この曲を聴きつつ主人公は２０歳になろうとしてた頃のことを思い出す。親友と恋人、同級生。自分の親しい人との間に起こる主人公の青春時代を描く。同世代(２０歳前後）以上の人は必見です。ただ高校生以下の読者が共感するのは難しいのではないかと思います。村上春樹の作品は人によって好き嫌いの分かれるものが多いのですが僕は好きな作家です。 |